花火大会の由来っていつから?なぜたまやーかぎやーと言うの?

花火
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夏といえば花火!夜空を華麗に彩る美しさは何度観てもいいものですね。
さて、こんなに美しい花火は一体いつからはじまったのでしょうか?また打ち上げの時によくいうあのかけ声は一体?現代は夏の風物詩として老若男女みんなが楽しむ花火ですが、
その昔はこんな事がはじまりだったようです・・・

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花火の由来

もともと花火に使う火薬は、戦国時代16世紀中頃に火縄銃が日本に伝来し弾の発射薬として使われていました。その後戦いに幕を閉じて江戸時代になると、火薬はみんなを楽しませる花火となりました。

実はこの花火、最初は亡くなった人の魂を供養するために始められたんです。かの有名な「隅田川花火大会」の始まりは、享保17年(1732年)に江戸で飢餓とコレラが大流行して多くの人が亡くなり、翌年に江戸幕府将軍徳川吉宗が亡くなった霊を慰め、悪病を退散させる目的で領国(隅田川)の川開きに花火の打ち上げを許可しました。それまでは、江戸の街中では花火は火事の原因になるからと禁止されていたんです。

このように亡くなった人々や先祖への供養のためにお盆の時期である7月、8月に花火大会をすることが多くなったんです。


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なぜ「たまやー」「かぎやー」っていうの?

領国の川開きの花火を製造していたのが「鍵屋」でした。万治2年(1959年)に日本橋横手町で創業して花火を販売し成功していた。

後の文化7年(1810年)鍵屋からのれん分けし「玉屋」が花火に参入し、川の上流を玉屋、下流を鍵屋が受け持ち、互いに競い合っていました。それから花火が打ち上がる際に、見物客から「たまや~」「かぎや~」と声がかかるようになりました。

ですが、玉屋はその後火事を起こし江戸から追放されて一代限りで終わってしまいました。
江戸っ子たちに人気があった玉屋は語呂のよさもあり、花火を打ち上げるかけ声になりました。今もなおそのかけ声は続いていますね。

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