門松の意味とは?飾り方は?いつからいつまで飾る 処分方法は?

お正月
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代表的なお正月の飾りといえば「門松」ですね。

家の前に両サイドにドーンと立派な門松を飾っている

家をみると、いいなぁ~^^なんて憧れます。

私もいつか門松飾れるような家に住みたいですね。

さて、本日は門松について調べてみました。

門松の意味、飾り方、いつまでなのか?処分方法まで

是非参考にしてみてください。

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門松の意味って何?

門松は神様が降りてくる依り代


昔から木のこずえに神が宿ると考えられていたそうで、

これを依り代(よりしろ)といいます。

依り代は神霊が寄り憑く対象物のこといい

神体や神域を示します。

門松は歳神様を招くための目印であり

神様が依り憑くための依り代(よりしろ)と言うことなんですね。

江戸時代の頃、門前に松に3本の竹、梅の枝あしらった門松は

商人が広めたそうです。

門松の飾り方・マンションでもOK略式もある

門松の飾り方

関東と関西で飾り方が違います。

またその他、各地域によっても違います。

関東の門松は松は竹よりも低い足下を挿しています。

関西の門松は松は竹よりも高く扇方に囲うように

挿しています。

また、兵庫県の西宮神社は松を逆さまにして挿し

これは神様が降りてくるときに針葉が刺さらないように

下に向けてるそうです。

門松は左右とも違う??

門松には左右で
雄松(おまつ)と雌松(めまつ)と分けられています。

よくどちらがどっちなのかわからなく
なる方も多いようです。

見分け方は

左:雄松(おまつ)

黒っぽい、硬い、鋭い感じ、白い葉牡丹が活けてある

右:雌松(めまつ)

赤っぽい、葉が細い、柔らかい、短い、 赤い葉牡丹が活けてある

3つの竹の位置にも意味がある

出飾り

3本の竹の中で真ん中の竹が外側についている
ものを出飾りといいます。
これは子供が外に出て出世するように
嫁に行けるようにという意味が込められています。

迎飾り


3本の竹の中で真ん中の竹が内側についている
ものを迎え飾りといいます。
これはお店など商売繁盛、お客さんが沢山
内に入ってくるように、また赤ちゃんが授かりますように
という意味が込められています。

様々な飾り方があって興味深いですね。

次に、門松と言えば松、竹、梅が飾られていますが

それぞれに意味があるのでご紹介しますね。

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松 
松は一年中葉を落とさない常緑樹で、生命力の象徴です。
また神様が宿る木と伝えられ、神様を待つという
意味もある。

古来より縁起の良い物とされていた。
門松の土台を結ぶ際には梅のはなの形を
模した梅結が用いられる。

竹は曲がることなく、節がまっすぐ伸びることから
早い成長を象徴するおめでたいもの。
門松に添えられるようになった。

マンションなどコンパクトに飾れる略式の門松

その昔、もともとは松の枝を玄関の
柱にくくりつけて飾っていた質素な物だったそうで
これが門松の原型だそうです。

今はこれが略式の門松として
マンションやアパート、広い玄関がないなど
住宅事情で置けないという方は
略式の門松を飾る方も多いです。

根のついた松の枝を半紙で包み
紅白の水引をかけて
玄関の柱に結びつけます。

竹の切り口が違う門松

寸胴

竹の切り口がないものを寸胴といい金融関係が
飾ることが多いようです。

ソギ

斜めの切り口で、これは徳川家康が始めた物で
武田家から松平家に送られた一句で
「松枯れて 竹類なき 明日かな」

それに対して松平家は「松枯れで 武田首なき 明日かな」と
返し、竹の頭をスパッ切ったそうな・・・。こわっ
それを境に、松平家の門松は斜めきりになり
江戸開幕後、関東で主流になったそうな。
(知恵袋より引用)

こわっこわっ~~~

後は、節を絡めて切った口が笑っている様に
見えることから縁起が良いとされています。

また竹はすくすく育つことから、子供が元気に育つという
縁起ものでもあるようです。

門松はいつからいつまで?処分方法は

門松はいつからいつまで?

門松の準備は、「正月事始め」12月13日から
歳神様を迎える準備始め、28日には
終わらせておくのが良いとされています。

歳神様は大自然の根源、生命力と考えられ
新しい年に命を授けてくれる神様なんです。

なので、門松や鏡餅、また家の大掃除も
この正月事始めから準備していきます。

そう、この時期はクリスマスで賑わっていますが
門松飾ってもいいです。とはいっても
なかなか飾っている所は見かけませんが・・・

まぁ、クリスマス終わった次の日から
準備に取りかかる方が多いとおもいますが、
できたら28日 末広がりで縁起が良いとされていますので

この日に飾るのが良いですね。
29日は 苦が2重になるといわれ
31日は 一夜飾りとされ縁起が悪いと

言われているからです。

その辺りは気にするか気にしないかは
人それぞれだと思いますので
飾れるタイミングで準備すると
よいでしょう。

門松はいつまでかといいますと、
松の内(歳神様がいらっしゃる期間)であります1月7日までですが、
これも地域によって10日や15日という
所もあります。

門松の処分方法


門松はどのように処分したらよいのでしょうか?

方法は2つあります。

神社で処分か自分で処分のどちらかです。
神社はどんど焼きなど正月飾りを処分してくれる
行事があったり、

そのような行事を行っていなくても
神社にもっていけば焚きあげてもらえます。
近くの神社などに問い合わせてみるのが良いと思います。

自分で処分する場合は
紙にくるんで、地域のゴミのルールに従って
捨てれば良いです。

まとめ

門松にも色々なスタイルがあるんですね。
なかなか門松を飾る家も少なくなってきていますが、
違いを見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。

我が家も小さいながら門松を飾って
歳神様をお迎え準備したいと思います。

皆様良いお年をお過ごしください。

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